こんにちは「わいた」です。
経済的な豊かさを手に入れるためにはお金とはどういうものかを理解しておくことが必要です。
お金があれば幸せになれるとは限りません。お金は豊かな人生を送るための手段であり、道具なのです。「お金」そのものが人生の目的になってしまうのは、たとえ経済的な目標を達成しても本当の意味で豊かとはいえないのではないでしょうか。
そのためにもお金について学ぶ必要があります。
しかし、残念ながら日本では、「お金の教育」を受けるチャンスがありません。
お金は、とても便利な道具であると同時に使い方を誤れば凶器にもなります。
上手に使えば私たちの幸せをサポートしてくれますが、使い方を間違えると自分や周りまで傷つけてしまうこともあります。
お金が原因で問題が起きるとすれば、「お金」そのものに問題があるのではなく、扱う人や扱い方に問題があるのです。
だからこそ、より良い人生、より良い社会のためにも、お金についてみなさんで学びましょう。
今回は、私たちにとってお金の役割はどういうものかを稼ぐようになったらたどるべきステップを4つ解説したいと思います。
自立のために
私たちが生きていくためにはお金がかかります。
世の中のすべてのものにお金はかかっています。テレビ、ソファ、食器、洋服、お水等。
こうしたものの支払いは当然自分で稼いだお金から行わなければなりませんよね。
日々の暮らしをやりくりする最低限のお金がなければ、誰かに頼って生きるしかなくなります。
自分の自由のためにも、衣食住をまかなえるだけのお金を持つことがまず大切で大前提となります。
自分にとって必要な生活資金をシミュレーションしてみるとよいでしょう。
例えば、単身世帯で最低限確保したい生活資金はこのあたりではないでしょうか。
- 住宅費
- 食費
- 水光熱費
- 通信費
- 保険代
二人以上の世帯では、さらに
- 教育費
がプラスされるかと思います。
是非、毎月最低限いくらの支出があるのかを計算してみてください。
やりたいことのために
自立のための最低限のお金を稼ぐことができたならば、次に心の豊かさのためにお金が必要な段階になります。
友人と遊びに行く、欲しいものを買う等、こうしたお金があると日々の暮らしはとても豊かになります。
このお金によって、時間を買うことも可能ですし、もちろん将来のために貯金をしておくのもよいかと思います。
自分のために、将来のために、自由にできるお金がある。そのことは人生がより豊かになるために必要なお金と言えるでしょう。
ここでのお金の使い方で忘れてはならないことは、自らが進んでやりたいことかどうかです。
「隣の芝は青く見える」とも言います。
誰かが持ってるからあの車に乗りたい、誰かが行ったからハワイに行きたい等ではなく、心からの「行きたい」、「欲しい」を大切にして欲しいです。
自分を助けるために
日々を楽しく過ごす中でも、余分なお金の一部は蓄えておくといいと思います。
人生には思いもよらない出来事が付き物です。
例えば、けがをして長い間働けない、仕事を失ったときでも、貯めていたお金があれば、それを使うことができます。
望まない状況や予想外の出来事が起こってしまったとき、お金はそのダメージを和らげてくれる力を持っています。
自分を助けるための資金が必要かは、年齢や家族構成、生活環境等によりさまざまですが、ご自身の年収の6か月から1年分をイメージするとよいと思います。
誰かを助けるために
ここまでは自分のためのフェーズでした。
最後にお金で誰かを救うために。
このお金の使い方はとても素敵なものですよね。自分の家族や大切な人、社会をよくするためにも。
まずは自分の生活を安定させることが大事です。
ですが、自分の幸せのために上手にお金を使えるようになったら、是非、社会や人のために使うことをして欲しいと思います。
大きなことでなくてもいいです。できることをやってはいかがでしょうか。
簡単な例ですが、ビーチクリーンの団体や、応援したい人や企業のクラウドファンディングに参加するとかです。
大金を寄付する必要はありません。
1人の100万円より、200人の100万円とも言われています。
誰かのために、社会のために、少しでも明るい未来に一人一人ができることがきっとあると思います。
まとめ
・自立して生きるためには最低限の生活資金は必要
・やりたいことをやるには、お金があった方がよい
・いざというとき、お金は私たちを助けてくれる
・蓄えておく資金は年収の6か月から1年を目安に
・お金を持っていれば、誰かを助けることもできる
・誰かのために、社会のためのお金を使う
繰り返しになりますが、お金は生きるうえで手放すことができないものです。
だからこそ、上手に付き合って、自分や社会が幸せになる使い方を身につけ、本当の意味で経済的な豊かさを手に入れましょう。
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