こんにちは「わいた」です。
みなさんは、こんなことを思ったことはないですか。
「早起きが続かない」、「毎日ランニングすると決めたのに」、「タバコをやめよう」
今回こそは、と意気込んで始めたはずなのに、三日坊主で終わってしまい、なんて意思の弱い人間なんだと自分を責めた経験はありませんか。
私「わいた」も過去同様の思いを抱えていましたが、継続や習慣化には気合いや根性論ではなく、仕組みを理解すれば誰でも、いつからでも変われるんだということを知りました。
現在は消防士という職業に就きながら、元々は筋トレが嫌いでした。ですが習慣の方法を実践し、今では筋トレ歴も10年を迎え、私にとって切り離せない趣味の1つにまでなっています。
情報の溢れる社会で効率やすぐに結果がでる等の言葉は魅力的ですが、継続にはコツコツが大切です。
本日は、私たちの行動がなぜ継続できないのか、その理由と対策を解説したいと思います。
正しいよりも楽しい
先日も投稿した記事でも少し触れましたが、継続できるか、できないかの違いはどこにあると思いますか。
その答えは「脳が楽しいと感じるか、感じないか」だけです。
そんな単純な話しだったんです。
私たちは何か新しい取り組みをしようとしたとき、自分に正しいこと(苦手克服や理想に近づくための目標設定)を選択して継続しようとします。
ですが、脳は自分に正しいことだけでは、続けようとしてくれないのです。
思い返してみてください。
- 読書は楽しくないけど、ネットフリックスの視聴は楽しい
- ダイエットは辛いけど、食後のデザートは幸福に感じる。
- 貯金は楽しくないけど、衝動買いはどこか気持ちい。
これが続けられるかどうかのシンプルな答えなのです。
では私たちの脳の仕組みの1つをご紹介します。
楽しさをどうやって判断している?
私たちの脳に入った情報は扁桃核という部分が「快・不快」の判断をしています。
- 快 =好き・楽しい・嬉しい等 ポジティブな反応でこの出来事にはみずから近づく
- 不快=嫌い・退屈・悲しい等 ネガティブな反応でこの出来事からは遠ざかろうとする
この判断は「過去の感情」から決めています。
そして私たちは1日に7~12万回もの大量の「快・不快」を判断していると言われています。
人間はマイナスな感情ほど記憶されやすいという特性があります。
これには、太古の時代に恐怖心という感情がないと生き延びることができなかったというDNAが刻み込まれているためです。
なので、私たちの過去データはネガティブな感情がより多く蓄積されているのです。
そのため、自分にとって正しいことを目標に立てても、過去の記憶から「無理」「できない」と考え、諦めてしまうのです。
ワクワクをさせる
では私たちは目標達成や苦手を克服することはできないのでしょうか。
そんなことはありません。
答えはワクワクする感情を追加してあげましょう。
物凄く簡単なことなので、ぜひ実践してみてください。
例えば、
- 読書を習慣にしたい→お気に入りのカフェでコーヒーを飲みながら
- ダイエットを成功させたい→好みのトレーナーがいるスポーツジムに通う
- お金を貯めたい→貯金箱の重さを測ってみる
どうですか?
ただ読書をする、ダイエットをする、貯金をするよりを楽しいことをするイメージになりませんか?
私が筋トレが好きになった理由もここにあります。
実家の近所にオープンしたスポーツジムの店員は様々なスポーツで実績を残してきた方々でした。私にとって魅力的な場所で通い始めはトレーニングに行くというよりも、現役時代の話しを聞きに行っている感覚でした。そんな方々と同じようにトレーニングをしているうちに、いつの間にかハマって、気づけば10年も続く趣味になっています。
継続したいものに付随したもので楽しさをプラスすると、自分にとって正しいことが継続できるキッカケになると思います。
根性よりも仕組み
意志の強さややる気に頼ることなく、仕組みを作れば、誰もが継続できます。
新たな取り組みを継続すると目標を立てたとき、誰もが「今度こそは必ず」と自分に誓って、やる気に満ちています。
ですが、このやる気や意志は長続きしないものなのです。
「今日は仕事で忙しかったから」、「うっかり忘れてしまった」となりかねません。
これが数回起きると「またダメだったと」挫折してしまい、自分を責めてしまうことになります。
当然、目標達成には熱量は非常に重要ですが、それは冷めやすいということもまた事実です。
では、仕組みとはどんなことをしたら良いでしょう?
今回は簡単な2つの方法をお伝えします。
「いつ」と「どこ」を決める
時間と場所の2点を決めることで、毎日の生活の中にその行動が確実に組み込まれます。
例えば
- 読書→起床後にリビングのソファで
- 貯金→給料日に寝室の貯金箱へ
正解はないので、続けやすいと感じた場所と時間を見つけてください。
「ここで取り組んだ方が集中できるな」「こっちの方が気分が乗るな」等、楽しみながら探してみると、なお良いでしょう。
誰かに宣言する
1人で淡々と続けることは難しいです。ですが、他人に宣言や約束すれば継続する可能性が高まります。
例えば
- 運動→毎週月曜日にパーソナルトレーニングを契約する
- 読書→内容をSNSで毎日投稿する
他人に宣言することで続けない訳にはいかなくなります。
さらに、相手から反応が返ってくるというメリットもあります。
「身体が締ってきたね」「本の内容勉強になります」等の反応があれば、継続できる動機付けにも繋がります。
まとめ
今回は人が継続することがなぜ難しいのか、その2つの理由と対策を解説してみました。
- 目標達成には自分にとって正しい選択と同時に楽しさをプラスすること
- 気合いや根性の意志に頼らず、継続する仕組みを構築すること
- 仕組みには、時間と場所を決めること、そして誰かに宣言すること
みなさんの決意が実るように願っています。
次回は、習慣化形成に挫折しない方法を解説できればと思っています。
習慣は運命を変える唯一の方法である!!
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